【Q】住宅ローンの借り換え
現在は旧住宅金融公庫のローン返済をしています。
金利が21年3月から4%にあがってしまいました。
そこで借り換えを考えています。
残高は1338万で20年8ヶ月残っています。
先日、住宅金融支援機構からフラット35の借り換えが出来るようになった旨の葉書がきました。
そこで近所の地方銀行へ聞きに行くと定額、定率、また変動+固定のミックスローンがあることを聞きました。
どのプランが一番いいのか、まったくわかりません。
わかるのは定額は20年2.65%固定で融資手数料が31500円、定率は20年2.4%固定で融資手数料が融資金額の1.8%ということだけです。
変動+固定のミックスローンだと自分で変動と固定の金額を決めないといけないのでさっぱりわかりませんでした。
一体どれが一番お得なのでしょうか。
一応今のところ、このフラット35シリーズの借り換えだけを考えています。
(東京都/男性35歳
↓
【A】借り換えの件
『どのプランが一番いいのか、全く分かりません。』につきまして、住宅ローンの借り換えを行うことでメリットがでる場合として、
・返済期間が10年以上残っていること。
・借入残高が1,000万円以上残っていること。
・借り換えだ場合のローン金利の差が、現在の住宅ローンと比較して、1.0%以上あること。
などの要件を満たしている金融商品であること。
また、借り換えに伴う諸費用にも、留意する必要があります。
借り入れ金額に対して、何%とパーセンテージで手数料を徴収する場合は、せっかくローン金利が低くても高い手数料でそのメリットがなくなってしまう場合もあります。
尚、住宅ローンの固定期間につきましても、毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、ローン金利も低くて済む変動金利や短期固定金利 を選択することになりますが、繰り上げ返済を行うのは三年に一回程度ということでしたら、多少金利が高くなってしまっても、長期固定金利にすることで、返 済の途中からローン金利が上がってしまい、毎月の返済額が増えてしまう心配がありませんので、将来のマネープランがたてやすくなります。
よって、これからの繰り上げ返済のことも考慮したうえで、決定するようにしてください。
以上、ご参考にしていただけますと幸です。
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2011.05.24