ちょっと前になりますが、
日本経済新聞によると、
将来の受取額が決まっている企業年金の加入者が減っているそうです。
今年3月末の確定給付年金の加入者数は1305万人で、
10年間で35%減ったそうです。
中小企業が主に加入する税制適格退職年金が、
来年3月で廃止になることが影響しています。
一方、運用実績によって受取額が変わる確定拠出年金の加入者は、
増加が続いているそうです。
理由として、不足分を企業が穴埋めする必要がないため、
導入する企業が相次いでいるとのことです。
尚、プランニングをさせていただく方の中にも、
勤務先で確定拠出年金を導入している企業に勤めている方もいます。
しかし、今までの運用実績をみると、
リーマンショックなど大きな下げ要因があったとはいえ、
思うようなパフォーマンスが必ずしも得られていない場合も多いようです。
ある新聞記事にだったと思いますが、
どんなにパフォーマンスに優れた投資信託でも、
それを永く続けられる投資信託となると、
ほとんどないそうです。
確定拠出年金で、
ある程度のパフォーマンスを得ようとした場合、
投資信託での運用は欠かせません。
しかし、実際の運用に当たっては、
投資信託の乗り換えなど、
見極めは決してやさしくはありません。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
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2011.08.08