少し前の日本経済新聞の記事になりますが、
2009年の1世帯当たり平均所得は5,496,000円。
厚生労働省の『2010年国民生活基礎調査』の結果だそうです。
また、前年比、0.4%増とわずかに増えました。
所得金額階層別の世帯分布を見ると、
最も多いのは『200万円以上300万円未満』で、
全体の13.5%の世帯がここに該当します。
次いで『300万円以上400万円未満』で13.1%でした。
平均所得金額以下の世帯は全体の61.4%に上るそうです。
また、平均所得以下の世帯が半分を大幅に超える状態はここ10年ほど続いているそうです。
一部の高額所得者が平均所得を押し上げていることになりますが、
住宅を購入する場合でも、
購入金額も高額になりますし、
住宅ローンを組む金額も決して少額では済みません。
私のところにも住宅ローンに関する相談がたくさんきますが、
ここ数年、気になることとして、
決して十分な収入ではないにも関わらず、
高額な住宅ローンを組んでいる方です。
変動金利などは、ローン金利が1.0%にも満たない金利水準となっていますが、
今後ローン金利が上昇することになった場合、
家計を維持していくことが出来なくなってしまう方が、
続出するのではないでしょうか。
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2011.08.15