日本経済新聞によると、
米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスの国債担当アナリストであるトーマス・バーン氏は24日、都内で記者会見し、
日本国債の格付けを『Aa2』から『Aa3』(ダブルAマイナスに相当)へ、1段引き下げたことについて、
『多額の財政赤字と2009年の世界的な景気後退後の政府債務の増加を受けたものだ』と説明しました。
財政再建を困難にしている要因についても言及。
頻繁な首相交代で一貫した政策がとられなかったことや、
3月11日に起きた東日本大震災で景気回復が遅れた点を挙げました。
そのうえで『経済成長見通しの弱さが赤字削減と、『社会保障と税の一体改革』の実施を一層困難にしている』
と指摘しました。
日本国債の格付けが引き下げられたことで、
今後長期金利が上昇していくようなことになると、
一層、財政再建が困難になってしまいます。
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2011.09.29