日本経済新聞の記事によると、
経済協力開発機構(OECD)は22日、
国民生活の幸福度を評価した『より良い暮らし指標(ベター・ライフ・インデックス=BLI)』の最新版を発表した。
日本は21位(2011年は19位)。
『安全』や『教育』で最高水準だったが、
『仕事と生活の調和』や『生活の満足度』などの評価が低かった。
BLIは国内総生産(GDP)に代わる国民の豊かさを測る指標として、
昨年から発表。
今年は加盟34カ国の非加盟のロシアとブラジルも加えて算出した。
トップは昨年に続きオーストラリアで、ノルウェー、米国が続いた。
日本は11の評価分野のうち『安全』が調査対象国でトップ。
犯罪に巻き込まれる人の少なさなどが評価された。
2位の『教育』は学歴や読解力の評価が最高水準だった。
評価が34位に沈んだ『仕事と生活の調和』は、
週に50時間以上働く人が29.5%に上ったことや、
一日のうち余暇や睡眠、
食事に充てる時間の割合が60%とOECD各国平均(64%)を下回ったことが響いた。
企業がリストラを行い人数が減った分、
残された人はいなくなった人の分の仕事も追加して行うのですから、
労働時間はむしろ増加する傾向にあります。
労働時間が増えた分、
私生活に充てる時間を削減するしかないのですから、
幸福感を感じている時間など、ないのかも知れません。
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2012.08.23