日本経済新聞の記事によると、
マイホームを持つ世帯の比率が上昇している。
総務省の家計調査によると、2012年は2人以上の世帯の持ち家率が81.4%と前年から2.5ポイント増え、
4年ぶりに過去最高を更新した。
特に伸びているのは低所得層だ。
世帯年収を5分割したうち一番低い(平均年収263万円)の持ち家率は今年1月に82.4%で、
直近で最も低かった11年7月から10ポイント以上も上昇した。
年収別で3位の世帯(平均年収513万円)の80.1%を上回る。
全体の持ち家率も83.7%で、比較可能な1995年以降で最高だった。
持ち家の比率が上昇している要因としては、不動産価格の下落や、ローン金利の低下、さらにいえば来年4月からの消費増税も影響していると思われます。
ただし、住宅ローンを組んで住宅を購入している人の50%近い方が、半年ごとにローン金利を見直す変動金利で住宅ローンを組んでいます。
変動金利で住宅ローンを組んだ多くの方は現在の返済額のうちは十分に返済が可能な金額になっていることと思われますが、
将来、金融が引き締められてローン金利が上昇するような場面になってしまった場合、
毎月の住宅ローンの返済額も確実に増加することになりますので、
特に変動金利で住宅ローンを組むにあたっては、
ゆとりを持たせてローンを組むようにしていく必要がありますね。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
住宅ローン、生命保険、家計・資産のお金の悩みを解消する 渡辺 行雄のお役立ち情報
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2013.07.09