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2016.03.15

怠けアリにも働きあり?

少し前の記事になってしまいますが日本経済新聞の記事によると、

アリの集団は常にすべての集団が働くより、

働かないアリがいた方が長く存続できることを、

北海道大学院農学研究員の長谷川英祐准教授の研究チームが突き止め、

英科学誌電子版に発表した。

働き者のアリが疲れて休んだとき、

怠け者とみられていたアリが代わりに働くためという。

 

長谷川准教授によると、アリやハチといった『社会性昆虫』の集団には、

ほとんど働かない個体が常に2から3割存在する。

短期的な生産効率を下げるため、

自然界になぜ存在するのかが大きな疑問だった。

 

働かないアリがいる集団といない集団をコンピュータのシミュレーションで比較した。

その結果、働かないアリがいる集団の方が、

働き者が疲れた時でも卵の世話などの担い手を常に確保できるため、永く存続した。

実際のアリの観察でも、働き者が疲れて休むと、

怠け者が働き出すことを確認した。

 

人間の世界でもアリと同様になれば良いのですが、

なかなかそのようにはいかない人も中にはいます。

 

これはあるご夫婦のプランニングを行ったときのこと、

当初はご夫婦共働きで収入があったのですが、

途中からご主人が独立しました。

何年かプランニングをしている中で、

預貯金の

異常な減少と、収入に疑問を感じたため確認をすると、

ご主人は独立した後から満足な収入がなく、

奥さんの決して多いとはいえない収入と、

預貯金を取り崩す生活をしていました。

 

奥さんと一緒になって収入を確保しとてもらうようにして、

何とか年収50万円から60万円ほど確保できるようになり、

翌年にはつぎは100万円を目指すとご主人からも前向きな発言を聞くことができたのですが、

収入を50万円から60万円ほど確保できるようになってからは、

収入に変化なしの年がここ数年続いたため、

雇用環境が良い今のうちに収入を増やすことをご主人に提案すると、

どうも前向きには考えてもらえていないようでした。

 

奥さんは決して大手とはいえない会社勤務ということもあり、

収入も決してご主人を養って行くには十分な収入とはいえません。

自宅に訪問しするとお茶をだしてくれますが、

お湯に少し色がついている程度。

私はそのような奥さんが毒で仕方ありません。

皆さんはどう思われますか?

人間もアリの世界のようにいくといいのですが。

 

以上、ご参考していただけますと幸いです。

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