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2016.07.05

60歳以上『働きたい』7割

日本経済新聞の記事によると、

政府は閣議で2016年度版『高齢者社会白書』を決定した。

60歳以上を対象にした就業に対する意識調査で、

収入を伴う就労を希望する割合が71.9%にのぼったことなどを掲載した。

 

白書によると、65歳以上の高齢者は3392万人で、

総人口に占める割合は26.7%で過去最高を更新した。

雇用者は458万人で、60歳から64歳の雇用者(438万人)を初めて上回った。

65歳以上の13.5%が仕事をしていることになる。

 

意識調査では、何歳頃まで働きたいかも聞いた。

『働けるうちはいつまでも』が28.9%と最も多く、

ついで『65歳くらい』『70歳くらい』がいずれも16.6%。

働きたい理由は『収入が欲しい』(49%)

『体に良い。老化を防ぐから』(24.8%)が多かった。

 

老後の備えとして貯蓄や資産が『足りない』割合が5割を超えた。

とのことです。

 

老後のための資金対策は、一朝一夕でできるものでは決してありません。

住宅ローンを60歳を超えて組んでいる方でしたら、

退職時に『退職金』が支給されるから、

これを住宅ローンの返済に充てればいいやと考えの方いたとしたら、

老後資金のことを考慮した場合、

『年金』だけでは決して十分とはいえませんので、

この点を十分に理解したうえで『退職金』の使い道を考える必要があります。

 

お金にはいわゆる『貯め時』があります。

特にお子さんがいるご家庭の場合でしたら、

お子さんが中学校にあがる前までの期間と、

お子さんが大学を卒業してから『定年』を迎えるまでの期間です。

 

実際にご自身だけで実行するのは難しいとおもいますが、

後からお金で苦労しないためにも将来のことを見据えた『マネープラン』をたてておくことは、

とても大切なことです。

 

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。

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