日本経済新聞の記事によると、
金融庁は少額投資非課税制度(NISA)の2015年末利用状況(確定値)を発表した。
開設口座数は制度開始から2年で987万口座となり、
1年目の14年末時点と比べて20%増えた。
ただ口座開設者のうち、一度でも投資した人の割合は47%で、
1年目と同様、半数超のひとが開設後に投資をしていないことが分かった。
利用促進が3年目も課題となりそうだ。
NISAとは個人投資家を対象とした証券優遇税制で、
14年にはじまった。
年間120万円を上限に、
上場企業の株式や投資信託から得られる配当・分配金や、
譲渡所得が5年間にわたって非課税となる制度。
とのことです。
NISAをしっかりと定着させていくためには、
確定拠出型年金と同様に、
正しい投資に関する知識を得る機会をまず増やしていくことが第一に行うべきことです。
初めて株式や投資信託に投資をしようとする人は、
株式や投資信託に関する知識が十分とはいえませんから、
どのような仕組みになっていて、
どのようなリスクがあるのか、
どのように投資をすれば利益が得られるのか、
などの知識を身につけてもらうことから始めないと、
今後も実際に株式や投資信託に投資する人の割合は、
増えていかないと思われます。
以上、ご参考していただけますと幸いです。
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2016.08.10