日本経済新聞の記事によると、20代の独身男女のうち、
結婚したい人の割合が3年前と比べて男性で約28ポイント、
女性で約23ポイントと大幅に減少したことが、
明治安田生活福祉研究所の調査で分かった。
20代では『できるだけ早く結婚したい。』『いずれ結婚したい』との回答が、
男性で3年前の67.1%から37.8%に減少。
女性は82.2%から59.0%に落ち込んだ。
30代では男性が40.3%、女性は45.7%で、
いずれも10ポイント以上減った。
独身でいる理由は、男性では『家族を養うほどの収入がない』が最多だったのに対して、
女性では『結婚したいと思える相手がいない』だった。
20から30代未婚女性の半数以上が結婚相手に年収400万円以上を望む一方、
実際にこの年収がある20代男性は15.2%、
30代男性は37.0%にとどまったとのことです。
4女性が結婚相手にある程度の収入をもとめることがは、
一緒に暮らして行くに当たっての現実問題として、
仕方のないところではあります。
現実問題として、例えば住宅ローンを組んで住宅を購入するとしても、
ある程度の年収がないと、住宅ローンを組むことは難しくなりますし、
もし住宅ローンを組むことが出来たとしても、
ある程度の収入がないと、家計は住宅ローンの返済負担で火の車にもなりかねません。
ただ、今の若い世代の収入の少なさにつきましては、
いかに今まで日本経済が低成長のままであったのかということの裏返しのようにも思えます。
日本経済の低成長のツケを20代や30代の若者に、
背負わせてしまっているようにも思えて成りません。
以上、ご参考していただけますと幸いです。
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2016.09.07