日本経済新聞の記事によると、
60~74歳のシルバー世代の小遣いは30年前よりも少ない。
博報堂生活総合研究所の調査でこんな結果が出た。
2016年の月平均の小遣い額は2万6820円で、
1986年2万8830円と比べると、
2010円少なかった。
また、生活について聞くと『先の見通しが暗い』と答えた人が半数近くを占めた。
同研究所は『高齢化で寿命が延びて公的年金制度への不安が高まっている中で、
節約志向が強まっているのではないか。』と分析している。
これまでの調査で小遣い額が最も多かったのは96年の3万3450円で、
06年は3万1620円に減少した。
16年は06年からさらに4800円も減った。
『今欲しいもの』として40.6%が『お金』を挙げ、
『幸せ』の15.7%を大きく上回った。
とのことです。
公的年金制度への不安から、
今使える小遣いよりも、
将来に備えて貯蓄を優先している様子が、
このアンケートからも浮き彫りになっています。
ただし、将来に対する漠然とした不安については、
現在の生活水準を踏まえ、今後受け取ることが出来る年金額を考慮したうえで、
蓄えとして幾ら必要となるのかを計算してみると、
案外、達成可能な金額だったりします。
まずは現状を正確に把握することです。
以上、ご参考していただけますと幸いです。
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2016.10.04