日本経済新聞の記事によると、
2016年に親元を離れて首都圏の私立大に入学した学生への仕送り額は、
平均8万5700円だったことが東京地区私立大学職員連合組合の調査で分かった。
16年連続減少で、過去最低を更新した。
前年度から1000円減り、
ピークだった1994年度の12万4900円から3割少なくなった。
仕送りから家賃を除いた生活費は2万3700円と過去最低。
同組合によると、仕送りが減ったのは親の可処分所得の減少や、
学費高騰の影響が大きいという。
学費を含めた入学初年度の負担額は下宿生の場合、
平均293万円だった。
調査では保護者の18%が『借り入れをした』と回答。
57%が『奨学金の利用を希望』していたが、
返済への不安などから、このうち38%は申請しなかったとのことです。
首都圏から大学へ通わせる親御さんと違って、
地方から首都圏に子供を下宿させて大学に通わせる場合、
毎月の支払い家賃負担が決して少なくはありません。
6畳程度のワンルームでも6~7万円するところがいくらでもありますから、
そういったことを考慮しても、親御さんの負担は決して少なくありません。
また、結婚をしてお子さんを産んだ時期が遅かった場合でしたら、
ご主人様が定年を迎えた後からも教育資金の負担が続くことになってしまいます。
こうなってしまうと親御さんたち自身の老後資金確保もままなりません。
将来、このようなことになってお金のことで困らないようにするためには、
ライフプラン設計がとても重要です。
いつ頃からいくらくらいお金が必要となるのか。
必要となるお金を確保していくためには、
今からいくらくらいずつ貯金をしていく必要があるのかなど、
しっかりとしたマネープランもたてていく必要があります。
勿論、私のような専門家に相談しても良いですね。
以上、ご参考していただけますと幸いです。
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2017.06.06